Business
調査・同定
害虫・鳥獣による汚染状況を知る。現場調査が必要不可欠
フジ環境サービスにて行なっている調査・同定は、まず現地の状況を熟知するところから始まります。モニタリングを通して、虫の発生状況や侵入経路の把握など、駆除のみを目的とせず、虫が発生しない侵入させない対策を考えていきます。
工場全体を人の体に例えると、日々体重や血圧を測定したりするようなものです。
対策の流れ
Flow
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- ご相談
- お問い合わせいただくのはもちろん、セミナー(オンラインを含む)でのご相談も受け付けております。条件提示に当たりましては秘密保持誓約書を提出、ご承認いただけましたら条件提示をいたします。現場確認が前提ですが仕様書のご提示でもお受け可能です。
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- 現地調査
- 経験豊富な技術員が現場を目視調査します。問題箇所がわかればその場で直ちにご提示差し上げます。状況により各種のトラップを仕掛け、モニタリングする場合もあります。どのような虫や鳥獣がいるかを明らかにすることは、適切な対応策を考える際に必要です。
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- 調査報告
- 現場で得られた情報をまとめます。
トラップ類は分析センターにて同定・計数を行います。科学的に検証し、現状の問題点の抽出・改善方法をセットでご提示します。
調査内容
Inspection
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- 飛来虫モニタリング
- 捕虫器を用い、その環境にどんな虫がいるのか、どの程度の数が発生しているかなど、虫の種類・数を1ヶ月単位で調査します。昨年・前の月との調査結果を比較し、基準値を逸脱していないか確認します。
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- 歩行虫モニタリング
- 粘着トラップ(スティッキートラップ)を用い、歩行虫を捕獲します。どのような虫がどのくらいの数捕獲されているかを明らかにします。無誘引性のトラップで、その箇所を偶然通りかかった多足類、ネズミが捕獲されることもあります。
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- 工程モニタリング
- 工場の製造ライン付近に設置し、捕獲状況を日々監視します。虫が一匹でも捕獲された場合、製造ラインを休止し、対策を打つなどの判断基準となります。
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- 目視点検
- 様々な現場を経験した担当者による現場巡回点検です。第三者的な立場で問題点を抽出します。
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- ID防除
- 殺虫剤を使用する際にはその安全性を予め確かめておくことが必要です。また、緊急対応で燻煙剤などを使用したくても製品への安全性が担保出来なければ使用することが出来ません。 薬剤散布を実際に行い、対象物に付着した殺虫剤の検出値を明らかにして安全性を確かめます。
更に、その結果を基にして、今後の防除計画を立案します。
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- 環境測定
- 隙間・侵入経路の把握、実際にどのような被害があったのかをヒアリングし、防除方法を考えます。
対象区域の空間気圧差、浮遊塵埃数、一般性菌・真菌数などの測定を行います。
対象業種によっては定期的な実施が必須となっております。
分析センターと実験研究室
Labo
フジ環境サービスは、研究者が現場調査を兼任し、状況に即した説得力のあるスピーディなご提案が可能です。
日々の地道な基礎研究から、今すぐ研究結果が必要なものまで、お客様の声に迅速に対応できる体制が整っています。
社内で必要となる実験をはじめ、社外からのご依頼も受託しております。「事実を正確に」という理念のもと、丁寧な仕事で結果を出しています。